こびと株&両学長の高配当株投資をやってみた 運用7か月目

こびと株 7ヶ月目
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こびと株さんや両学長が月初に発信している「高配当株を探そう!配当利回りランキング」を見て、日本株の高配当ポートフォリオをに興味を持った方も多いのではないでしょうか。

私もその1人で2021年1月の配信を見てからネオモバイル証券に口座開設を申し込み、運用をスタートさせました。

その時の運用状況について知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

本記事では私がこびと株&両学長の高配当ポートフォリオを7か月間運用した結果について紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめです
  • こびと株&両学長のポートフォリオを実際にやってみると、どうなるのか知りたい方
  • 日本の高配当株投資に興味はあるものの始められない方
  • こびと株&両学長のポートフォリオについて悩んでいる方

興味はあるけど躊躇している方。実際にこびと株&両学長の配信を参考にスタートすると運用結果がどうなるのか気になるという方は是非参考にしてみてください。

ただし、お二人の配信でも強くおっしゃられていますが

「私たちならこうする」という事例であって、下記銘柄への投資を推奨するものではありません。株式投資には元本割れのリスクがありますので、くれぐれも自己責任でお願い致します

私も自己責任で運用を行っているので、最終的に投資を行うか、行わないかはご自身の判断でお願い致します。

では早速運用7か月目の状況について振り返っていきます。

目次

運用7か月目の結果 

7月16日~8月15日までの市場環境は

日経平均は安値27,272円(7月30日)~高値28,201円(7月16日)のレンジ内で推移していました。

8月3日、中国の新華社通信系列の国営紙である経済参考報から中国のゲーム産業は「精神的なアヘン」と称し、Eスポーツ事業を含めて批判を行った。(参考の記事はこちら

そのことを受けて、中国のゲーム関連株は急落。Eスポーツを中心としたETFのHEROも一緒に下落した。

日本株はオリンピック開催で株価の上昇も期待されていたが、コロナウィルスの感染拡大、内閣支持率の低下などでの政治不安や夏枯れ相場でボリュームが少ないことも有り、横ばい動きの市場環境でした。

S&P500やナスダックが史上最高値を更新する中で寂しい市場環境となっていました。

個別銘柄の運用結果

前月の運用状況について知りたい方はこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。

気になる7ヶ月目の運用結果がこちらです。(マーカー線は景気敏感株)

スクロールできます
コード名称業種保有
株式数
購入
単価
取得
価額
時価時価構成比損益損益率1株
配当
受取
配当金
配当金
構成比
8316三井住友FG銀行業23,5247,0487,6283.23%5808.23%200円4004.48%
8306三菱UFJ FG銀行業144986,9728,4113.56%1,43920.64%27円3784.24%
8058三菱商事卸売業22,6605,3206,5122.76%1,19222.41%134円2683.00%
8593三菱HCキャピタルその他金融業145227,3088,2883.51%98013.41%26円3644.08%
8591オリックスその他金融業21,8073,6144,0661.72%45212.51%78円1561.75%
4502武田薬品医薬品23,6017,2027,2763.08%741.03%180円3604.04%
8766東京海上HD保険業15,5865,5865,3402.26%-246-4.40%215円2152.41%
7995バルカー化学22,0874,1744,2721.81%982.35%100円2002.24%
8031三井物産卸売業21,984.003,9685,1172.17%1,14928.96%90円1802.02%
2124JAC リクルートサービス業41,8297,3166,5802.78%-736-10.06%70円2803.14%
2169CDSサービス業71,3709,59011,3264.79%1,73618.10%50円3503.92%
9142九州旅客鉄道陸運業42,2498,9969,7484.12%7528.36%93円3724.17%
6073アサンテサービス業51,6008,0008,6153.65%6157.69%62円3103.48%
8750第一生命HD保険業21,7573,5144,3651.85%85124.22%77円1541.73%
9433KDDI情報・通信33,2789,83410,0054.23%1711.74%125円3754.20%
9432NTT情報・通信72,75019,25020,2168.55%9665.02%110円7708.63%
6087アビストサービス業22,8945,7885,8682.48%801.38%102円2042.29%
9436沖縄セルラー情報・通信14,6604,6605,0202.12%3607.73%164円1641.84%
4327日本SHLサービス業42,4679,86811,7484.97%188019.05%76円3043.41%
8001伊藤忠商事卸売業33,1389,41410,050.004.25%6366.76%94円2823.16%
80084℃HD小売業31,8705,6105,4002.28%-210-3.74%83円2492.79%
4452花王化学36,95620,86819,9208.43%-948-4.54%144円4324.84%
4641アルプス技研サービス業41,9607,8407,6403.23%-200-2.55%75円3003.36%
3817SRAHD情報・通信22,6255,2505,4042.29%1542.93%120円2402.69%
8096兼松エレクトロニクス情報・通信23,6107,2207,1303.02%-90-1.25%140円2803.14%
8584ジャックスその他金融業22,5695,1385,3142.25%1763.43%125円2502.80%
5334日本特殊陶業ガラス・土石製品31,6344,9024,9682.10%661.35%74円2222.49%
8424芙蓉総合リースその他金融業16,8806,8807,1203.01%2403.49%260円2602.92%
3597(株)自重堂繊維製品26,83013,66012,9805.49%-680-4.98%300円6006.73%
224,790236,327100.00%11,5375.13%8,919100.00%

先月の時価合計金額237,602円から円から236,327円と減少、損益金額も先月の12,812円から11,537円と減少しています。

受取配当金は8,919円、受取配当金の簿価利回りが3.97%、投資銘柄数も29銘柄と先月と同じになっています。

景気敏感株の投資割合が49.29%目標50.0%以下)という結果でした。

高配当株投資成功の3つのポイント
  • 特定業種に偏らないようにする(各業種構成比20.0%以下
  • 特定銘柄に偏らないようにする(個別銘柄からもらう配当金比率は3.0%以下
  • 高配当利回りの株を買いすぎないようにする(平均配当利回り4.2~4.8%の範囲にする)

高配当株投資成功の3つのポイントを達成する為にはまだまだ買い増しを行っていかなければならない状況です。

しかし今月については、オリンピックが開催されることやコロナ感染拡大により日本経済の回復が世界的に遅れていることからしばらく様子を見たいと考え、銘柄の買い増しは行いませんでした。

その為、買いたい銘柄候補ピックアップを行いました。

ピックアップした銘柄については後ほど紹介させて頂きます。

セクター別ポートフォリオの運用結果

特定業種に偏っていないか確認する為に、セクターごとの割合を確認していきます。

2021年8月16日時点時価構成比
2021年8月16日時点 時価構成比
2021年8月16日時点配当金構成比
2021年8月16日時点配当金構成比

銀行業その他金融業、商社株などの卸売業などの銘柄の株価が回復しました。

そのことを受けて、情報・通信サービス業などのセクター割合が先月よりも若干下がっています

米国のテーパリング(長期金利引き上げ)を折り込んで金融セクターが上昇しているのではないかと思います。

チャンスに備えて買いたい銘柄リストは増やしておきたいと思います。

今後の状況次第で買い増しを行いたい銘柄

買い増したい銘柄を探すのにマネックス証券のスクリーニング機能を用いて銘柄探しを行いました。

検索した条件がこちらです。

スクリーニングした際の条件
  • 売上高、営業利益が前年より成長しているか
  • 配当性向が50.0%以下になっているか
  • 配当利回りが3.0%~5.0以下になっているか
  • 営業利益率10.0%以上になっているか

企業が成長しているか、配当余力が十分にあるか、収益性が高いかの三点に着目して高配当銘柄を探しました。

そちらで面白いと思ったのが後ほど紹介します3つの銘柄です。

順番に紹介していきます。

9799 旭情報サービス

企業のIT インフラの構築、運用、管理、システムの導入や各種ソフトのインストールまで、幅広いサポートを行っている企業になります。

コロナ禍を契機にテレワークを推進する動きが増えたことで、テレワークの環境を整える為のIT インフラの整備需要が高まり、先行き不透明な市場環境でも2020年度は増収増益という決算となっています。

過去の業績を振り返っても順調に成長してきており、配当利回りがもう少し高くなれば買ってみたいと思った銘柄となります。

情報・通信セクターの割合が増えてしまうので、他のセクターの銘柄も合わせて購入を検討したいと思います。

優良な銘柄かを見極めるポイントの指標の結果をIR BANKを用いて紹介していきます。

売上高、EPS、1株配当が順調に成長しているか。

営業利益率は最低でも5.0以上あるかどうか。自己資本比率は40.0%以上あるか。

営業CFが赤字になっていないか。配当性向は30.0%~50.0%内に収まっているかどうか。

といった点に注意して探しています。

詳しく知りたい方はこちらの関連記事も参考にしてみてください。

これらの指標に着目して旭情報を見るとEPSが順調に右肩上がりで成長している点や高い自己資本比率、配当金が増えているのに配当性向がそれほど高くない点で魅力的な企業であると言えると思います。

6345 アイチコーポレーション 

電力や電気、通信工事用の穴掘建柱社や、建築、荷役用の高所作業者等を製造、販売する作業車両メーカーになります。

コロナ禍の影響を受けて、特装車のレンタルに対して企業の投資が慎重であることや半導体不足によるコスト増の影響を受けて、利益が第一四半期決算では大幅に低減する形となりました。

決算報告書ではこの結果は想定の範囲内としているので、もう少し情報を集めた上で投資するかどうかの判断はくだしたいと思います。

高度成長期に整備されたインフラ設備が老朽化してきていることから今後社会インフラ工事増が見込めるのではないかと考え、アイチコーポレーションに興味を持ちました。

アイチコーポレーションの過去の業績推移がこちらになります。

アイチコーポレーション 売上高推移
アイチコーポレーション 営業利益率推移
アイチコーポレーション EPS推移
アイチコーポレーション 現金等推移
アイチコーポレーション 自己資本比率推移
アイチコーポレーション 営業活動によるCF
アイチコーポレーション 一株配当
アイチコーポレーション 配当性向

非常に高い自己資本比率と10.0%を超える営業利益率、配当金をここ数年は毎年増配しているにも関わらず、30.0前後を維持しているのが魅力的な企業です。

現金等は増加傾向にはないですが自社株買いを行うなどして、企業の純資産は右肩上がり傾向です。

割安なタイミングをはかって購入を検討したい企業の1つです。

H.UグループHD

臨床検査薬大手の富士レビオと受託臨床検査首位のSRLが統合して発足した企業になります。

検査関連サービス(受託臨床検査、CRO)、臨床検査薬(感染症・腫瘍領域中心、検査システム「ルミパルス」、試薬)の開発・製造・販売。その他、ヘルスケア関連サービス(滅菌業務、在宅・福祉業務)を営む。受諾臨床検査事業は国内トップ級。

新型コロナウイルス検査関連ではPCR検査(検査受託)、高感度抗原検査「ルミパルス」、迅速抗原検査(診断キット「エスプライン」)を実施したことで大幅に業績を伸ばしました。

しばらくwithコロナ、感染症対策なしでの生活できないのではないかと考え、興味を持ちました。

デルタ株、ラムダ株の感染拡大に伴い、株価も上昇しているのでチャンスを逃さないように投資を行っていきたいと考えています。

過去の業績推移がこちらになります。

売上高は長期的に右肩上がりの傾向です。

企業の成長に投資する為に、設備投資、研究開発に力を入れており、プロジェクトの整理や非連結子会社の損失が大きい時には持株法による特別損失で経常利益が減る年度も有りますが、10%を超える高い利益率のビジネスモデルが魅力的な企業です。

配当性向も50.0%以上を目安に増配していくことを掲げており、今後も増配が期待できます。

株主還元の姿勢や成長性に期待が持てなくなった際には注意が必要かもしれません。

こちらの銘柄も市場環境を見ながら購入を検討していきたいと思います。

LINE証券

最後に

FOMCでテーパリングがいよいよ迫ってきていることを示唆されたり、中国の株が暴落したり、コロナウィルスの感染才再拡大など不安材料が出てきています。

また日本では秋に衆議院選挙なども株価に影響を及ぼす可能性があります。

今後投資チャンスを逃さないようにコツコツ少額で購入は行っていきますが、大きく暴落した際に投資できるだけの資金余力を持った状態で投資を行っていきたいと思います。

こういった不安材料が多い場面では銘柄探しの絶好の機会です。

今回銘柄探しに用いたマネックス証券ではかなり条件を細かく設定して検索することのできるスクリーニング機能がかなり優秀です。

売上、経常利益の成長性以外にも業種ごとやアナリスト評価も踏まえた検索が出来て、効率よく銘柄探しが可能です

また、マネックス証券も一株から株を購入出来て、買付け手数料は無料と資産金額が多くない投資家でも株にチャレンジしやすい証券会社の1つです。

売却時には手数料が0.55%(最低52円)かかりますが、購入後ずっと持っている前提の高配当株投資との相性も良いので今から高配当株投資を検討している方は候補の1つにしてみてください。

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投資初心者にはLINE証券の検索機能がおすすめです

投資初心者でもわかりやすい検索機能が充実している証券会社です。

LINE証券について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

高配当株投資は大きく資産が増える投資方法ではありませんが、コツコツ日々のキャッシュフローを増やしたい方にはおすすめの投資手法ですので、興味を持った方は是非チャレンジしてみてください。

翌月の8か月目の運用状況が気になるという方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。

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