こびと株&両学長 日本の高配当株ポートフォリオ運用状況 8か月目

こびと株 運用状況 8か月目
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両学長やこびと株さんのYouTube、ブログを見て高配当株投資に興味を持った方は大勢いるのではないでしょうか?

私もその1人で2021年1月から日本株の高配当ポートフォリオに興味を持ち、運用をスタートさせました。

始めた際の状況がこちらです。

そして、今回の記事では日本の高配当ポートフォリオの運用状況、買いました銘柄について紹介していきます。

日本の高配当ポートフォリオを始めるか悩んでいる方や他の方がどんな銘柄を購入して運用しているか気になる方は参考にしてみてください。

先月の運用状況が気になる方はこちらも読んでみてください。

ここで注意して頂きたいのが、両学長、こびと株さん、私はこれらの銘柄への投資を推奨している訳ではありません

あくまで投資は自己責任だと強く言っていますので、ご注意ください。

では早速8ヶ月目の運用状況を振り返って参ります。

目次

8ヶ月目 運用状況

8月16日~9月15日までの市場環境として開催が疑問視されていたオリンピック、パラリンピックが無事に終わりました。

オリンピック開催後は歴史的に株価は上昇傾向となります。詳しくはこちらの記事に書いてあります。

しかし、今回はコロナウイルス感染再拡大の懸念金融緩和が縮小懸念により8月16日~8月23日にかけて株価が下落しました。

私はこのタイミングで少しだけ新しく銘柄を購入していきました。

その後は菅首相が総裁選に出馬しないとの発表が有り、新政権の経済政策期待から2021年4月以来の日経平均株価30,000円台まで回復しました。

個別銘柄の運用結果

運用8か月目の個別銘柄ごとの結果がこちらになります。【マーカー線は景気敏感株(β値1.0以上)】

スクロールできます
コード名称業種保有
株式数
取得
価額
時価時価
構成比
損益損益率1株
配当
受取
配当金
配当金構成比
8316三井住友FG銀行業27,0487,9842.87%93613.28%200.00円400円4.06%
8306三菱UFJ FG銀行業146,9728,9533.22%1,98128.41%27.00円378円3.84%
8058三菱商事卸売業25,3207,1902.59%1,87035.15%134.00円268円2.72%
8593三菱HCキャピタルその他金融業147,3088,4143.03%110615.13%26.00円364円3.70%
8591オリックスその他金融業23,6144,3471.56%73320.28%78.00円156円1.58%
4502武田薬品医薬品27,2027,4462.68%2443.39%180.00円360円3.66%
8766東京海上HD保険業15,5865,9852.15%3997.14%215.00円215円2.18%
7995バルカー化学24,1744,5801.65%4069.73%100.00円200円2.03%
8031三井物産卸売業23,9685,1141.84%1,14628.88%90.00円180円1.83%
2124JAC リクルートサービス業47,3168,5283.07%121216.57%70.00円280円2.84%
2169CDSサービス業79,59011,6624.19%2,07221.61%50.00円350円3.55%
9142九州旅客鉄道陸運業48,9969,8123.53%8169.07%93.00円372円3.78%
6073アサンテサービス業58,0009,2503.33%125015.63%62.00円310円3.15%
8750第一生命HD保険業23,5144,8901.76%137639.16%77.00円154円1.56%
9433KDDI情報・通信39,83411,6914.20%185718.88%125.00円375円3.81%
9432NTT情報・通信719,25022,6598.15%340917.71%110.00円770円7.82%
6087アビストサービス業25,7886,1502.21%3626.25%102.00円204円2.07%
9436沖縄セルラー情報・通信14,6605,3301.92%67014.38%164.00円164円1.67%
4327日本SHLサービス業49,86810,9283.93%106010.74%76.00円304円3.09%
8001伊藤忠商事卸売業39,41410,680.003.84%126613.45%94.00円282円2.86%
80084℃HD小売業35,6105,5892.01%-21-0.37%83.00円249円2.53%
4452花王化学320,86820,3677.32%-501-2.40%144.00円432円4.39%
4641アルプス技研サービス業47,8408,4723.05%6328.06%75.00円300円3.05%
3817SRA HD情報・通信25,2505,9522.14%70213.37%120.00円240円2.44%
8096兼松エレクトロニクス情報・通信27,2208,0402.89%82011.36%140.00円280円2.84%
8584ジャックスその他金融業25,1385,7902.08%65212.69%125.00円250円2.54%
5334日本特殊陶業ガラス・土石製品34,9025,3761.93%4749.67%74.00円222円2.25%
8424芙蓉総合リースその他金融業16,8808,0402.89%116016.86%260.00円260円2.64%
3597自重堂繊維製品213,66013,4004.82%-260-1.90%300.00円600円6.09%
4544H.UグループHDサービス業26,2806,4902.33%2103.34%125.00円250円2.54%
6345アイチコーポレーション機械53,8453,9151.41%701.82%32.00円160円1.63%
9513J−POWER電気・ガス業23,2903,3321.20%421.28%75.00円150円1.52%
3315日本コークス工業石油・石炭製品111,4301,4520.52%221.54%5.00円55円0.56%
2003日東富士製粉食料品16,6106,8802.47%2704.08%204.00円204円2.07%
2393日本ケアサプライサービス業11,5231,5580.56%352.30%50.00円50円0.51%
7921TAKARA & COMPANYその他製品11,6971,8230.66%1267.42%58.00円58円0.59%
249,465278,069100.00%28,60411.47%9,846円100.00%
2021年9月15日時点 個別銘柄運用結果

先月の時価合計金額236,327円から278,069円と上昇、損益金額も先月の11,537円から 28,604円大幅上昇しています。

受取配当金は9,846円、受取配当金の簿価利回りが3.95%、投資銘柄数も36銘柄先月から7銘柄の買い増しを行いました。

景気敏感株の投資割合が36.75%目標50.0%以下)という結果でした。

高配当株投資成功の3つのポイント
  • 特定業種に偏らないようにする(各業種構成比20.0%以下
  • 特定銘柄に偏らないようにする(個別銘柄からもらう配当金比率は3.0%以下
  • 高配当利回りの株を買いすぎないようにする(平均配当利回り4.2~4.8%の範囲にする)

連日の株価上昇の恩恵を受けて私の所有銘柄も大幅に時価総額が上昇しました。

NTT、自重堂など1つの銘柄から受け取る配当金が多い状況にまだまだなっています。

今は株価がかなり上昇してしまったので買いにくい状況にはありますが、その中でも割安な銘柄を見つけて今後も買い増しを行っていきたいと思います。

セクター別ポートフォリオの運用結果

今月も特定業種に偏り過ぎていないかを確認する為にセクターごとの割合を確認していきます。

2021年9月15日時点 時価構成比
2021年9月15日時点 時価構成比
2021年9月15日時点 配当金構成比
2021年9月15日時点 配当金構成比

セクター分散を意識して買い増しを行った為、先月まで20%以上あった情報・通信セクターの割合が20%以下にすることができました。

自民党の総裁選挙、衆議院選挙、米国のテーパリング、中国恒大集団のデフォルトリスクなど株価に影響を及ぼしそうなことが目白押しとなっています。

ニュースに注目して、チャンスを逃さないように準備しておきたいと思います。

8ヶ月目に買いました銘柄

4544 H.Ū.グループHD

先月買い増しを検討していた新型コロナウィルスの検査関連PCR検査(検査委託)、高感度抗原検査、迅速抗原検査(診断キット)を実施したことで業績を伸ばした企業です。

設備投資、研究開発に力を入れており、プロジェクトの整理や非連結子会社の損失が大きい時には特別損失で、経常利益が減る年も有りますが、10%を超える高い利益率のビジネスモデルは成長性、安定性が期待できると考えました。

ワクチン普及、緊急事態宣言解除などで一時的に株価が下がる可能性は有りますが、しばらくはwithコロナの時代が続くと考え購入を決めました。

先月の記事を読みたい方はこちら

6345 アイチコーポレーション

こちらも先月の記事で紹介した電力や電気、通信工事用の穴掘建柱社や、建築、荷役用の高所作業者等を製造、販売する作業車両メーカーです。

高度成長期に整備されたインフラ設備が老朽化してきていることや自然災害が増えていることから、今後社会インフラ工事増が見込めるのではないかと考えました。

こちらの企業も10%を超える高い利益率と株主還元のために増配傾向の企業姿勢に好感を持ち購入することにしました。

またセクター分散をはかる意味でも購入をしました。

9513 J−POWER

大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所を手掛け、風力発電所の建設で国内トップレベルの実績を誇る企業です。

こびと株さんの「2021年6月30日の配当利回りランキングを探そう」で紹介された企業です。

どんな風に紹介されたか詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。

こびと株さんの記事でも触れていましたが、インフラ系の企業への投資比率がポートフォリオでは足りていない状況でした。

情報・通信、サービス業への偏りが高かった為、株価が少し下がっているタイミングで購入を決めました。

3315 日本コークス工業

石炭を蒸し焼きにして抽出した炭素の塊のコークスという高い発熱量と強度を持ち、製鉄に不可欠な燃料を製造している企業です。

現在は「脱炭素社会」の実現に向けた動きは加速しています。

その為、日本コークスは近年株価が下落していました。

業績も近年は振るわない結果になっていました。

日本コークス 売上高推移
IR BANKから引用
日本コークス 営業利益率推移
IR BANKから引用
日本コークス EPS推移
IR BANKから引用
日本コークス営業活動によるCFによる推移
IR BANKから引用

過去20年の株価チャートを見ても振るわない業績動向に引っ張られて、低迷しているのがわかると思います。

日本コークス 20年チャート
マネックス証券から引用

2020年度は原料炭価格が下落しました。その一方でコークス価格が高騰し採算が急速に改善したことも有り、株価も上昇トレンドに転換しています。

日本コークスは水素関連銘柄としても注目を集めている企業です。

コークスの製造過程では副産物として水素(副生水素)が発生します。

その製造過程で発生した水素を伊藤忠商事(8001)とベルギー海運大手CMBとともに2023年度から船舶2~3隻分に相当する年数百トンを海運会社などに提供する方針となっています。

脱炭素代替燃料として期待される「水素」を取り扱う銘柄であること、直近10年の株価が低迷しており割安だと考えました。

日本コークス 1株配当
IR BANKから引用
日本コークス 配当性向
IR BANKから引用

2021年9月16日現在のPERが7.06倍、PBRが0.74倍、配当利回り3.82%となっています。

配当金も業績が苦しい時は減配はあるものの無配はこれまではありません。

積極的に欲しい銘柄ではないですが、ポートフォリオの分散をはかる為にこちらの銘柄を少額だけ購入しました。

今後の業績には注意していきたいとは思います。

2003 日東富士製粉

製粉4位の準大手企業になります。家庭用小麦粉、業務用小麦粉、ミックス粉、冷凍生地を展開しています。

三菱商事傘下で連携を推進しています。

『ケンタッキーフライドチキン』など外食FCも展開しており、コロナ禍では巣ごもり需要で業績が拡大している企業です。

食品セクターの銘柄が欲しいと考え狙っていた銘柄の1つです。

日東富士製粉 売上高
IR BANKから引用
日東富士製粉 営業利益率
IR BANKから引用
日東富士製粉 EPS
IR BANKから引用
日東富士製粉 現金等
IR BANKから引用
日東富士製粉 自己資本比率
IR BANKから引用
日東富士製粉 営業活動によるCF推移
IR BANKから引用
日東富士製粉 1株配当推移
IR BANKから引用
日東富士製粉 配当性向推移
IR BANKから引用

売上高、EPSも上昇傾向。配当金も増配傾向。配当性向も30%前後を維持する財務健全な企業です。

8月中旬に配当利回りが3.0%を超えていたので購入をしました。

2021年10月から株式分割が行われます。割安になるようなら、買い増しも検討したいですね。

LINE証券口座開設

2393 日本ケアサプライ

大手の福祉用具レンタル卸サービスと高齢者生活支援サービスを手掛ける企業となります。

レンタル卸サービスでは介護保険の対象となる介護ベッド、車椅子、入浴補助福祉用具を全国の福祉用具貸与事業者にレンタル、販売を行っています。

高齢者生活支援サービスでは生活支援物販を「グリーンケアオンラインショップ」を通じて人気の商品を簡単に注文することができます。

また、給食など人手不足な病院や施設向けに冷凍のバランス弁当を提供する食事支援サービスを行っています。

日本ケアサプライ 売上高推移
IR BANKから引用
日本ケアサプライ 営業利益率推移
IR BANKから引用
日本ケアサプライ EPS推移
IR BANKから引用
日本ケアサプライ 1株配当推移
IR BANKから引用

高齢化社会になっていく日本において介護業界も欲しいと考えていました。

業績も好調で増配傾向の企業であることから購入を決めました。

予測の1株配当金は50円と増配を見込んでいます。

配当性向が50%前後で推移しています。高くなりすぎていないか注意しながら投資を行っていきたいと思います。

こびと株さんのブログでも紹介されているので、興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

7921 TAKARA & COMPANY

ディスクロージャーサービス支援会社です。

ディスクロージャーは情報開示または情報公開という意味を持ち、企業が投資家や株主、取引先などに企業の事業内容などを広く一般に公開することを言います。

TAKARA & COMPANY は制度開示・任意開示を含めた企業情報開示&IRの総合的な支援(金融商品取引法・会社法関連の印刷物製作・販売、ディスクロージャー資料・IR資料)を行っています。

また、株式上場申請のIPO関連サービスから、上場後の金融商品取引法や投資信託法関連サービス、株主総会招集通知などの会社法関連サービス、IR・SRなどの任意開示関連支援サービスも提供しています。

こびと株さんのブログでも財務健全な優良銘柄と紹介されています。

宝&カンパニー EPS推移
IR BANKから引用
宝&カンパニー 営業利益率 推移
IR BANKから引用
宝&カンパニー 1株配当
IR BANKから引用
宝&カンパニー 配当性向推移
IR BANKから引用

コロナ禍になってから個人投資家の増加によって招集通知決算短信の翻訳ニーズが高まりました。

遠隔同時通訳プラットフォームの「interprefy」もリモート会議の増加によって売上を大幅に伸ばすことができました。

2022年5月期の配当予測も54円から58円に増配を見込んでいます。

配当利回りがもう少し良くなるタイミングがあれば積極的に買っていきたいと考えています。

最後に

デルタ株の感染再拡大などで8月に下落していた株価が9月に入り日本株は好調に推移しています。

8月中旬ぐらいの買いますタイミングを逃したと後悔している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

焦って無理して購入しなくても、下落するタイミングは必ずやってくるので、その時に備えて準備するようにしてください。

私が実践している高配当株投資は1株から株を購入することの出来るネオモバイル証券がおすすめです。

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詳しく知りたい方はこちらの記事も良かった読んでみてください。

新しい銘柄を探す方法が知りたい方は高配当株の探し方を書いた記事と株初心者が銘柄探しの参考になるLINE証券の記事を参考にしてみてください。

翌月の9か月目の運用状況について知りたいという方はこちらの記事を合わせて読んでみてください。

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こびと株 運用状況 8か月目

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