本格的に資産運用を始めてから1年3ヶ月の投資家です。
現在はTwitterやYouTube、ブログなどから無料で資産運用について学ぶ事ができるようになりました。
ブログやTwitterで資産額やポートフォリオを公開されているけど、入金力や運用金額が桁違い過ぎて参考にならなかったりしませんか!?
そんな資産持ってないよーーー
ツッコミを入れています。
現在私は総資産が500万で運用を行っています。
投資額や入金力が少ないながらに運用している状況やポートフォリオについて公開しています。
同じように資金が少ないという方は参考にしてみてください。
私の投資に対する考え方
- 日々のキャッシュフローを増やしつつ、老後に備える資金を準備したい
- Fireを目指して今の生活(30代)を我慢したくない
- 株価暴落時に-50%等にならないポートフォリオで運用したい
- 株式投資だけで資産を増やそうとしない
- 積立投資と割安で放置されている米国ETFと日本株少額分散投資
TwitterやYouTubeなどを見ていると若い間は運用期間が長いから効率よく資産を増やすには米国株へ集中投資、グロース株へ投資しておけば大丈夫!というような発信をよく見ます。
過去30年、50年とかの運用実績から株式投資だけで運用する方が結果は良かったというのは頭では理解できます。
ただ私は暴落時に資産が半分になった時に耐えられるイメージがわきません。
私は性格上、株のことばかりを考えてしまうようになる気がしています。
そういう考えから運用結果が多少利回りが悪くなっても暴落時のパフォーマンスも良いポートフォリオを作る事を目指す事にしました。
2021年3月末時点ポートフォリオ
そんな私のポートフォリオは現在こんな感じになっています。
左側が現金も含めたポートフォリオ、右側が運用を行っている投資商品でのポートフォリオのグラフになっています。
2020年12月末時点での運用状況から新たに国内株式、米国債券、金鉱株をポートフォリオに加えました。(2020年12月末時点の運用状況はこちらです)
まだまだ現金の比率が高い状況になっていますが、現在は割安な銘柄も少ない状況です。
チャンスに備えてキャッシュポジションを維持しつつも、ポートフォリオの割合の少ない債権や金などの資産への投資を増やしていきたいと考えています。
バイデン政権の財政出動によって大幅に金利が上昇、インフレが誘発された事によって債権が投資対象としての魅力が下がってきており、債権への投資はまだまだ先だという意見が多いです。
しかし、私の12月末時点でのポートフォリオでは暴落時に株と逆相関で変動する資産がありませんでした。
債権や金などの資産を少しだけ持つ為に1月~3月にかけて投資を行いました。
買いました投資商品は
2021年の第一四半期で買いました銘柄の特徴と理由について、解説していきます。
EDV(バンガード超長期米国債ETF)
ロジャーパパさんの動画で興味を持ったのですが、コロナショックの株暴落時に債権や金など様々な資産が暴落する中、値上がりしている債権ETFのEDVとTLTに興味を持ちました。
参考にした動画はこちらです。
動画の中でも触れていますが、経費率がTLTは0.15%に対してEDVは0.07%と手数料が割安のETFです。
その一方で残存期間が20年~30年とかなり長期の米国債で、値動きが激しく、株式なみのリスクのある投資商品です。
暴落時に強いと言われていたAGGもコロナショック時には暴落していましたが、TLTとEDVについては値上がりしていました。
金利上昇トレンドで株価が下がっていく、このタイミングでEDV少しずつ買い入れておく事で、暴落局面の保険にしたいとの考えで購入しています。
AGG(iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF)
ブラックロック社が組成する信託報酬(手数料)0.06%の債券ETFで、米国の投資適格債券をまるっと購入できるETFです。
信用格付けが最上位であるトリプルエー(AAA)が7割を占めており、コロナショックのような暴落があっても価格変動の幅が少ないのが魅力的なETFです。
安定的に2.0%以上の配当金を得る事ができます。
また、毎月分配のETFになるので、ある程度の資産額があれば、再投資や自由に使うお金を増やす手段としても使えます。
EDVも債権ETFですが価格の変動が株式同様に激しい事からポートフォリオを安定させる意味で購入しています。
長期的に見て債権は割安、今後も下がると思っているので、割安な間にポートフォリオの債権割合を増やしていきたいと考えています。
GDX(ヴァンエックベクトル・金鉱株ETF )
コロナショックの為に各国の政府が財政出動により、通貨供給量の急増に伴う貨幣価値の相対的な下落によって金や仮想通貨などの代替資産に対してお金が集まっています。
金価格が上昇すれば、金鉱株も値上がりします。
金の上昇分の恩恵もあずかりたいとの思いと現在が一時期の高値水準と比べると割安になっていた事から配当金の再投資先として購入しました。
日本の高配当株
VYMやSPYDといった米国の高配当株は配当金事態をドル建てでもらう形になり、生活資金として利用しようと考えた際に為替のリスクにさらされます。
そう考えた時に日本円で日々のキャッシュフローを増やす資産が欲しいと考え、日本の高配当株投資も始める事にしました。
始めた時の状況と2021年3月時点状況はこちらの記事で書いてあるので、参考にしてみてください。
ビットコイン
ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者レイ・ダリオ氏が暗号資産(仮想通貨)ビットコインは「ものすごい発明」だと発言されていました。
法定通貨の価値下落に備える現金以外の貯蔵手段として仮想通貨を投資対象として検討していることを明らかにしています。
また、米電気自動車(EV)大手のテスラが、暗号資産のビットコイン(BTC)に15億ドル(約1580億円)を投資しています。
ビットコインは金に替わる法定通貨以外の価値保存の手段として今後更に注目を集めるのではないかと言われています。
私もポートフォリオの1%~5%の範囲でリスク分散、機会損失をしない為にも投資をしておく事にしました。
ビットコイン価格は2021年4月4日地点では600万円を超えており、過去の値段から考えるとかなり高値の水準となっています。
私は楽天ウォレットでポイントを使ってビットコインへの投資をスタートしています。
ポイントで投資しているので、今は暴落しても平気な金額でしか投資をしていません。
余ったポイントで徐々に投資していく形で運用金額を増やしていきたいと考えています。
投資信託 3銘柄を売却
キャッシュポジションを高めたいと思い、特定口座で運用している3銘柄の売却を行いました。
- eMAXIS 新興国株式インデックス (特定口座)
- eMAXIS Slim先進国株式 インデックス (特定口座)
- eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)(特定口座)
この得られたキャッシュをポートフォリオの割合の少ない銘柄にローテーションしていくつもりです。
もう少し、円高や株安になれば投資をしやすいんですけどね。
2021年3月末時点 資産別運用結果
ポートフォリオ | 資産金額 | 割合 | 利益額 |
海外REIT | ¥16,487 | 0.91% | ¥2,237 |
国内株式 | ¥198,511 | 11.00% | ¥16,838 |
楽天ポイント | ¥27,877 | 1.55% | 0 |
国内債券 | ¥16,487 | 0.91% | ¥2,237 |
新興国株式 | ¥61,975 | 3.44% | ¥10,693 |
新興国債権 | ¥16,487 | 0.91% | ¥2,237 |
先進国株式 | ¥6,067 | 0.34% | ¥789 |
先進国債権 | ¥16,487 | 0.91% | ¥2,237 |
国内REIT | ¥16,487 | 0.91% | ¥2,237 |
仮想通貨 | ¥1,190 | 0.07% | ¥66 |
金鉱株 | ¥10,290 | 0.57% | -¥276 |
米国債券 | ¥156,614 | 8.68% | -¥5,821 |
米国株式 | ¥1,259,094 | 69.79% | ¥274,804 |
合計 | ¥1,804,053 | 100.00% | ¥308,278 |
12月末の地点から運用している資産金額が60万円ほど増加しています。
利益額も20万円ほど増加しました。
株式は高配当銘柄(VYMやSPYD)に投資していた事もあり、1月~3月にかけての上昇で大幅に含み益を出す事が出来ています。
債権や金鉱株はポートフォリオの中で含み損となっていますが、暴落に備えての分散という考えで購入しているので、割安な間に投資金額を増やしていきます。
最後に
資産運用を行っていると、好調な銘柄が欲しくなります。
また、自分の行っている投資方法は正解だと決めつけて、安心感を得ようとしたくなります。
この両学長の動画を見て、改めて様々なリスクに備えて投資をする必要があるという考えに至りました。
自分の最適なリスク許容度での投資ができるよう、これからも定期的に運用状況について更新していきますので、良かったら見にきてください。
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