
配当金生活に興味はあるけど、どんな銘柄に投資をしたら良いか分からない…



いきなり個別株に多額の資金を使って投資をするのは怖い…
周りで投資をしている方がおらず、相談相手がいない場合は正解が分からないまま悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も投資開始当初は同じような悩みを抱えていました。
- 何を基準に投資先を選んで良いか分からない
- 優良企業ってどうやって見つければ良いの
皆さんと同じように投資初心者でした。(当時の状況はこちら)
そんな私も高配当株ポートフォリオを作って、ブログで約2年運用状況の公開を行ってきています。現在は配当利回り4.0%以上、損益金額も約10%出せるポートフォリオに育てることが出来ました。(直近の運用状況)
- 高配当株投資を始める第一歩目として,銘柄選びの参考にしたい方
- 少額で始めるなら,どんなポートフォリオが良いのか参考にしたい方
この記事では20万円での高配当株ポートフォリオ作成時に注意したいポイントと実際に作るならどうな銘柄が良いのかを紹介します。
あなたが投資をスタートするきっかけにしてください。
ただし、これらの銘柄への投資を推奨する訳ではありません。
私が今から始めるならこんなポートフォリオを作るという事例となります。
最終的な投資判断は自己責任でお願いします。
すぐにポートフォリオを確認したい方はこちらをクリックしてね。
20万円で高配当株ポートフォリオを作るなら
投資初心者の時に20万円で高配当株ポートフォリオを作るなら注意してもらいたい点が4つあります。
- 20銘柄以上に分散
- 不景気に強い業種・銘柄をポートフォリオに組み込む
- コア銘柄は配当利回りが低くても組み込む
- 待機資金を残しておく
それぞれについて順番に解説していきます。
20銘柄以上に分散する
投資の世界では、「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。
これは、1種類の投資商品に資産を集中させてしまうと、値上がりしたときには大きな利益を得ることができますが、反対に値下がりしたときのリスクが大きくなってしまうので言われる格言です。
業界、業種によって株価の値動きは違います。ポートフォリオ全体の値動きを小さくする為にも投資先は分散するようにしてください。


また銘柄を分散していれば割安な銘柄を見つけやすくなります。
配当利回りを高めたり、株価が上昇した際の利益を得やすくするためにも分散は行うようにしましょう。
不景気に強い業種・銘柄をポートフォリオに組み込む
株価の値動きが好調な際は注目されにくいのですが、景気の影響を受けにくい銘柄をポートフォリオに組み込むことも大切です。
高配当株は景気の影響を受けやすい銘柄が多いです。
- 銀行業
- 化学
- 証券業
- 卸売業
- 石油・石炭
- 輸送用機器
- 電気機器
- 建設業など
景気が悪くなるとお金の動きが悪くなり、物を買わなくなるのでこれらの業界の業績が低迷します。
その結果、株価の低迷や配当の減配が発生するなどポートフォリオに安定感がなくなります。
景気に左右されないこれらのセクターの銘柄を取り入れるようにしてください。
- 食品
- 医薬品
- 情報・通信
- 鉄道
- 電気・ガスなど
生活に欠かせない製品、サービスを取り扱う企業は景気の影響を受けにくいです。
長期で安定的に配当金を受け取れるポートフォリオを作る為にも必ず組み込んでください。
また景気敏感株かどうかを見極める方法について知りたい方はこの記事も読んでみてね。
コア銘柄は配当利回りが低くても組み込む
配当利回りが低いと高配当株で有名な人気企業でもポートフォリオに組み込むか躊躇する方も多いのではないでしょうか。
しかし、未来の株価は誰にも読むことはできません。
高配当株ポートフォリオのコアとなるようなこれらの銘柄は組み込む株数は少なくしても入れるようにしてください。
- NTT:日本の通信インフラを支える情報通信最大手
- KDDI:国内2位の大手通信キャリア。20年連続増配の高配当株の王道。
- オリックス:保険、銀行、リース業など幅広い金融商品を取り扱う大手企業。
- 三菱商事:石油・化学・電力等を生活に欠かせないものを取り扱う総合商社№1。
- 三菱UFJ:国内最大手の金融グループ。
今後株価が上がった際に「あの時買っておけば良かった」とならない為にも1株は取り入れるようにしてください。
この先10年、20年と安心して投資できる銘柄をコア銘柄として選んでいます。
待機資金を残しておく
投資初心者の時は株価が少し下がるだけで不安になる方も多いのではないでしょうか。
日々の値動きに慣れることや株価が下がった際の買い増し資金を残すために待機資金を残した状態で投資をスタートさせるようにしてください。
高配当株では株価が割安なタイミングで買うことが大切なので、常に待機資金は持っているようにしましょう。
20万円で始めるポートフォリオ【2022年9月初旬時点】
2022年9月2日終了時点代表的な株価指数の終値がこちらです。
配当利回り3.75%以上(税引き後3.0%以上)の銘柄数がこちらです。
東証プライム市場:420銘柄
東証スタンダード市場:217銘柄
東証グロース市場:2銘柄
このような市場環境で私が20万円でポートフォリオを作るとしたら、このような銘柄に投資をします。


24銘柄に分散、待機資金として約9万円を残した状態のポートフォリオにしています。
不景気に強い銘柄として下記の銘柄をポートフォリオに組み込んでいます。
- 九州旅客鉄道:九州最大の鉄道会社。鉄道以外の不動産、建設などで利益を稼ぐ企業。
- 日東富士製粉:国内製粉大手。KFCを主要顧客に持つ小麦粉、ミックス粉が主力製品の企業。
- JーPOWER:水力発電、石炭火力発電が主力の電力卸。
食品、鉄道では配当利回りの高い銘柄は多くありません。
九州旅客鉄道と日東富士製粉は配当利回り3.75%以上を超えることは珍しいので株価が下落した際は積極的に買い増したい銘柄です。
電気・ガス業界も財務面で安心して投資できるところは少ないです。
生活に欠かせないエネルギー関連銘柄をポートフォリオに組み込みたいと考えるならJーPOWERは選択肢の1つになるのではないでしょうか。
株価が下落した際に待機資金で配当利回り4.0%の銘柄を購入していけば、配当利回り約4.0%のポートフォリオの完成です。
こういったポートフォリオは単元未満株を買える証券会社で作ることが出来ます。
どの証券会社にしようか悩んでいる方はこちらの記事を参考に口座開設してみてください。


まとめ
現在は少額からでも投資をスタート出来るようになってきています。
最初にポートフォリオを作る際には下記の4つを意識して作ってみるようにしてみてください。
- 20銘柄以上に分散
- 不景気に強い業種・銘柄をポートフォリオに組み込む
- コア銘柄は配当利回りが低くても組み込む
- 待機資金を残しておく
「どんな銘柄に投資をしたら良いか分からない」という方は本日紹介したポートフォリオを参考に自分なりのポートフォリオを作って、始めてみてください。
高配当株投資をスタートさせた後に、どんな感じで運用を行って良いのか悩んだ場合はこちらの記事も参考してみてね。


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