こびと株&両学長 高配当ポートフォリオを運用してみた 9カ月目

こびと株 運用9か月目
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両学長やこびと株さんの配信を見て、日本の高配当ポートフォリオに興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその1人で2021年1月から日本の高配当株投資をスタートさせて9か月間運用を行っています。

まだ資産運用をスタートさせていない方の中には

初心者投資家

株価が下落してから運用をスタートさせた方が良いのでは?

興味はあるけど、高配当株投資を始めるタイミングや時期について悩んでいたりするのではないでしょうか。

この記事では同じように始めるタイミングが悪いのではないかと悩んでいた私が9か月間実際に運用してみた結果と買いました銘柄、今月気になった銘柄を紹介しています。

開始時点での運用状況が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

この記事を読むメリットは
  • 日本の高配当株投資を実際に運用している結果について知ることが出来る
  • 日経平均株価がバブル後最高値を更新後スタートしてどんな運用結果になっているかを知ることができる
  • こびと株さん、両学長が紹介している銘柄以外でどんな銘柄を購入しているのかを参考に出来る
目次

9か月目の運用状況

2021年9月15日~10月15日市場の状況

岸田ショックと言われる金融所得課税を増税すると言ったことで、岸田新総裁の就任直後から日本株が下落しました。

他にも中国恒大集団のデフォルトが懸念され、一時的に世界全体で株価が下落する相場となっていました。

9月末~10月上旬にかけては長期金利が短期間で上昇したことで、PERの高い、ハイテクグロース株に売りが入り、NASDAQ、NYダウともに株価を下げました。

FOMCの議事要旨が公表され、米国のテーパリングが11月半ば~12月にかけて開始するというので概ね合意していることを発表されました。

現在の相場は不安材料が沢山出てきてはいるものの、暴落という状況にはならず下がったり、上がったりというような市場環境で推移しています。

個別銘柄ごとの運用状況は

今月も個別銘柄の状況を振り返っていきたいと思います。

先月の運用状況が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

スクロールできます
コード名称業種保有
株式
取得
価額
時価時価
構成比
損益損益率受取
配当金
配当金
構成比
8316三井住友FG銀行業27,0487,7342.81%6869.73%400円4.01%
8306三菱UFJ FG銀行業146,9729,1993.34%2,22731.95%378円3.79%
8058三菱商事卸売業25,3207,3922.68%2,07238.95%268円2.69%
8593三菱HCキャピタルその他
金融業
147,3088,2462.99%93812.84%364円3.65%
8591オリックスその他
金融業
23,6144,3971.60%78321.67%156円1.56%
4502武田薬品医薬品27,2026,4642.35%-738-10.25%360円3.61%
8766東京海上HD保険業15,5866,1532.23%56710.15%215円2.16%
7995バルカー化学24,1744,2721.55%982.35%200円2.00%
8031三井物産卸売業23,9685,1841.88%1,21630.65%180円1.80%
2124JAC Recruitmentサービス業47,3169,0323.28%171623.46%280円2.81%
2169CDSサービス業79,59011,1514.05%1,56116.28%350円3.51%
9142九州旅客鉄道陸運業48,99610,4203.78%142415.83%372円3.73%
6073アサンテサービス業58,0008,7053.16%7058.81%310円3.11%
8750第一生命HD保険業23,5144,8861.77%137239.04%154円1.54%
9433KDDI情報
通信
39,83411,1994.06%136513.88%375円3.76%
9432NTT情報
通信
719,25022,0017.98%275114.29%770円7.72%
6087アビストサービス業25,7885,7302.08%-58-1.00%204円2.04%
9436沖縄セルラー電話情報
通信
14,6605,3001.92%64013.73%164円1.64%
4327日本SHLサービス業49,86810,1563.68%2882.92%304円3.05%
8001伊藤忠商事卸売業39,4149,969.003.62%5555.90%282円2.83%
80084℃ HD小売業35,6105,2141.89%-396-7.06%249円2.50%
4452花王化学320,86819,9777.25%-891-4.27%432円4.33%
4641アルプス技研サービス業47,8408,3323.02%4926.28%300円3.01%
3817SRA HD情報
通信
25,2505,7422.08%4929.37%240円2.41%
8096兼松エレクトロニクス情報
通信
27,2207,5002.72%2803.88%280円2.81%
8584ジャックスその他
金融業
25,1386,0502.19%91217.75%280円2.81%
5334日本特殊陶業ガラス
土石製品
34,9025,2561.91%3547.22%222円2.23%
8424芙蓉総合リースその他
金融業
16,8807,7002.79%82011.92%260円2.61%
3597自重堂繊維
製品
213,66013,6604.96%00.00%600円6.01%
4544H.Ū.グループHDサービス業26,2805,7002.07%-580-9.24%250円2.51%
6345アイチコーポレーション機械53,8453,9101.42%651.69%160円1.60%
9513J−POWER電気
ガス業
23,2903,1901.16%-100-3.04%150円1.50%
3315日本コークス工業石油
石炭製品
111,4301,5840.57%15410.77%55円0.55%
2003日東富士製粉食料品26,6106,2802.28%-330-4.99%204円2.04%
2393日本ケアサプライサービス業11,5231,5180.55%-5-0.33%50円0.50%
7921TAKARA & COMPANYその他
製品
11,6971,7700.64%734.30%58円0.58%
6622ダイヘン電気
機器
14,8604,6651.69%-195-4.01%100円1.00%
254,325275,638100.00%21,3138.38%9,976100.00%
2021年10月15日時点 運用状況

先月の時価合計金額278,069 円から275,638円と下落、損益金額も先月の 28,604円から 21,313円も下がる結果となりました。

受取配当金は9,976円、受取配当金の簿価利回りが3.92%、投資銘柄数も37銘柄と先月から1銘柄の買い増しを行いました。

景気敏感株(β値1.0以上)の投資割合が39.40%目標50.0%以下)という結果でした。【参考:証券用語解説集(野村證券)

高配当株投資成功の3つのポイント
  • 特定業種に偏らないようにする(各業種構成比20.0%以下
  • 特定銘柄に偏らないようにする(個別銘柄からもらう配当金比率は3.0%以下
  • 配当利回りの高い株を買いすぎないようにする(平均配当利回り4.2~4.8%の範囲にする)

銘柄分散数、受取配当金額を順調に増加させることが出来ています。

NTT、自重堂の配当金構成比が相変わらず5.0%以上と偏った状態にあるので、銘柄分散を進めることで目標の比率に近づけるようにしていきたいと考えています。

セクター別ポートフォリオの運用結果

今月も特定業種に偏り過ぎていないかを確認する為にセクターごとの割合を確認していきます。

サービス業への時価構成比、配当金構成比が20.0%以上となっています。

これから米国のテーパリング開始直後、衆議院選挙後、中国の恒大集団のデフォルトなど暴落、調整局面を迎える可能性があります。

その時に買い増しを躊躇なく実施できるように、サービス業や情報・通信セクター以外の銘柄のピックアップを行っていきたいと思います。

運用9か月目に買いました銘柄

「次の日本の成長産業」関連銘柄はの記事で紹介した「ダイヘン」の買いましを行いました。

配当利回りは約2.00%と高くはなかったのですが、基本的に右肩上がりで増配を行ってきている銘柄になります。

2022年3月の配当予想は100円と今年度も増配を見込んでいます。

事業の成長性に魅力を感じて投資を実施しました。

ダイヘン EPS推移
ダイヘンEPS推移
ダイヘン1株配当推移

その他気になった銘柄

4502 武田薬品工業

武田薬品工業の株価が10月6日に突如暴落しました

武田薬品 株価チャート
武田薬品 株価チャート(マネックス証券から引用)

10月6日TAK-994の治験を安全性の懸念が表面化したことを受けて開発を中断することを発表されました。

この薬は慢性神経疾患であるナルコレプシータイプ1(NT1)治療薬として開発を進めていたものになります。

睡眠障害に効く画期的な薬として期待されていました。

武田薬品の売上は2014年に発売された潰瘍性大腸炎に効果あるとされる薬「エンティビオ」が支えていました。(2020年度は4,239億円 売上の約12%)

こちらが2021年9月に特許切れとなった為にジェネリックでの発売が可能となったことで、「エンティビオ」の売上が大きく下がると考えられていました。

その為「エンティビオ」の売上の替わりとしてTAK-994の開発に注力していたのです。

しかしTAK-994の治験を中断することとなってしまい、武田薬品の今後の業績が不安視されたことで暴落に繋がったと考えられています。

10月28日に四半期決算が発表されるので、減配がないのか、今後の見通しはどうなってるのかを確認してから投資を継続するのか、買い増しを行うのか判断していく必要があると思います。

8008 4℃ホールディングス

4℃ホールディングスは10月に2022年度2月期の第二四半期決算が発表されました。

その結果を受けて4℃ホールディングスの株価も下落しています。

4℃ホールディングス 株価チャート
4℃ホールディングス 株価チャート(マネックス証券から引用)

緊急事態宣言の長期化により大型商業施設の時短営業、消費者の収入源、消費マインドの冷え込みにより昨年同期よりも悪い業績となっています。

4℃ホールディングス 決算説明会資料
4℃ホールディングス 2022年2月期 第二四半期 決算説明会資料から引用

コロナ感染者の減少、新総裁への期待感から9月は株価が上昇傾向にありましたが、決算結果が悪かった為に大きく売られる結果となりました。

今後の株価の動向についてはクリスマス商戦での販売促進によって業績が上向くかどうかコロナウィルスの感染状況次第という感じでしょうか。

配当性向もかなり高くなってきており、減配も懸念されます。

株価が下がり配当利回り4.78%と高水準ではありますが、減配が発表されると更なる下落も考えられるので、買い増しは行わず2月の決算を迎えるまでは静観したいと思います。

最後に

直近の株式市場は下がる理由を探しているのか、ただの調整局面で一時的に下がっているのか誰にも予想がつかない状況となっています。

相場が動きそうな衆議院選挙、米国のテーパリング、中国恒大集団のデフォルトなど懸念事項が沢山あるので、あえて積極的に買う必要はないかなと考えています。

しかし、投資を始めようか悩んでいる方は値動きに慣れる意味でも少額で始めるのは良いと思います

株価の上下した際の感情はやってみないと味わえません。

少額でも下がると気になります。

私も始めた際は日経平均株価がバブル後最高値を更新した直後で割高感がありました。

誰にも株価の未来は読めないので、悩んでいる方は一歩踏み出してみてください。

ネオモバなら1株から少額で株を購入できるので、おすすめです。

日本の高配当株投資に興味を持った方はこちらから口座開設してみてください。

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翌月の運用10ヶ月目の状況が気になる方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。

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こびと株 運用9か月目

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