日本の高配当株 運用11か月目の成果~日本株との向き合い方は?~

高配当株 11か月目
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日本の高配当株は米国株と比べてパフォーマンスが悪いと悩んでいたりしませんか?

割安と思うタイミングで買ってもすぐに株価が下がると悩んだりしていませんか?

このブログはリベ大の両学長とこびと株さんのブログやYouTubeを見て、日本の高配当株をスタートさせた私が実際に運用している成績について公開をしています。

運用開始時点の状況が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

今月は11ヶ月目の運用成績、新規購入銘柄の紹介と日本株のパフォーマンスが悪いと感じる中での日本高配当株との付き合い方について紹介していきます。

目次

日本の高配当株との向き合い方は

最近は株式市場が好調だった為、どんなものに投資をしてもプラスの状況でした。

喜ぶサラリーマン

こんな状況だとパフォーマンスの悪い日本株に投資するのがバカらしくなりますよね。

この状況で日本株と向き合っている私の考え方について紹介していきます。

運用結果をすぐに知りたい方はこちらをクリックしてください。

誰も興味がない時こそチャンスでは!?

リーマンショック直後はITバブル崩壊、米国相場の不調を受けて、新興国株がもてはやされていました。

日本株はもちろんのこと、今では大人気の米国株も今ほど注目されていない状況だったのです。

現在はコロナショック直後以降巣ごもり需要、テレワークなどからIT化が急速に進んだことも有り、ハイテクセクターが大人気の状態になっています。

私もハイテクセクターの企業の成長はこの先10年、20年は続くのではないかと思っています。

しかし、株価の成長はイコールではないと考えています。

過度に買われ過ぎてハイテク銘柄は割高になっている可能性もあります。

その点日本株は財務健全、業績も好調にも関わらず割安で放置されている銘柄も多いです。

配当金を安定的に受け取ることが目的であれば投資対象としては悪くない選択肢だと考え、少額で少しずつ投資を行っています。

また、酷評されている今こそ、チャンスと捉え投資を行っています

日本に住むなら日本円も必要

米国の高配当株でもVYM、SPYD、HDVといった高配当が受け取れるETFがあります。

これらのETFから受け取る配当金は全てドルとなります。

ドル建ての資産を持つことも円の価値が下がる場合は大切だとは思います。

しかし、日本に住む限りは日本円のキャッシュフローが増加した方が使いがっては良くなります。

日本円なら為替リスクを気にすることなく使用することが出来るからです。

私は現役時代から使えるお金を増やしたいと思っています。

その為、日本の高配当株は娯楽費を増やすのに最適な金の卵を産むニワトリなのです。

下落相場で買いやすい

日本株は米国の株式相場の影響を受けて翌日下落する傾向があります。

その為、米国株が暴落した場合、日本株は更に大きく下がるので割安な銘柄を見つけて買いやすいです。

高配当株投資ではタイミングをはかって割安な銘柄に投資する必要があるので、割安な銘柄を購入するタイミングを見つけやすいのは1つメリットと言えると思います。

ただし、財務健全な優良銘柄を見つけて投資する必要があるので、手間はかかります。

周りの人が注目してない時こそチャンスと思うので、日本株にも注目してみてください。

11か月目の運用状況は

ここからは11か月目の市場環境と運用結果について解説していきます。

2021年11月15日~12月15日の市場環境は

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への警戒感から一時的な株価の下落がありました

また米国では物価上昇を早期に改善する為にテーパリングをスタートさせました。

オミクロン株の影響でテーパリングを鈍化させるのではと期待も膨らみましたが、インフレを抑えるのが優先されています。

中国 恒大集団がドル建ての債務の利払い期限を迎えましたが、ついに債務不履行も発生しています。

デフォルトは避けられない状況です。今後どんな影響があるのかは注意して見守りたいですね。

日本株は世界的に見てコロナウイルスの感染状況から経済活動の再開への期待、好決算企業が割安で放置されています。

原因は岸田ショックです。

ショックを受けるサラリーマン

金融所得に対する課税の見直しについて触れていることからいまいち人気がありません

日本株人気を取り戻す為にも頑張って欲しいです。(切実に)

切実に願う

12月14日、15日にはFOMCで利上げペースについて言及しました。

テーパリングの終了時期も早期化が見込まれます。

その直後に利上げに踏み切ることが予想されており、現段階では6月頃から開始されるのではと言われています。

いつ株価が下がるかは分かりませんが暴落に備えているキャッシュの出番かもしれませんね。

個別銘柄ごとの運用状況は

では今月も個別銘柄の状況を振り返っていきたいと思います。

先月の運用状況が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

スクロールできます
コード名称業種保有
株式数
取得
価額
時価時価
構成比
損益損益率受取
配当金
配当金構成比簿価
利回り
8316三井住友FG銀行業27,0487,8402.43%79211.24%420円3.41%5.96%
8306三菱UFJ FG銀行業146,9728,9212.76%1,94927.95%392円3.18%5.62%
8058三菱商事卸売業25,3207,2082.23%1,88835.49%284円2.31%5.34%
8593三菱HC
キャピタル
その他金融業147,3087,8962.45%5888.05%364円2.96%4.98%
8591オリックスその他金融業23,6144,6141.43%1,00027.67%156円1.27%4.32%
4502武田薬品医薬品310,4679,2762.87%-1191-11.38%540円4.39%5.16%
8766東京海上 HD保険業15,5866,3401.96%75413.50%245円1.99%4.39%
7995バルカー化学24,1745,0701.57%89621.47%210円1.71%5.03%
8031三井物産卸売業23,9685,2321.62%1,26431.85%190円1.54%4.79%
2124JAC Recruitmentサービス業47,3168,8362.74%152020.78%292円2.37%3.99%
2169CDSサービス業79,59011,4803.56%1,89019.71%350円2.84%3.65%
9142九州旅客鉄道陸運業48,9969,6002.97%6046.71%372円3.02%4.14%
6073アサンテサービス業58,0008,6052.67%6057.56%310円2.52%3.88%
8750第一生命HD保険業23,5144,9381.53%142440.52%160円1.30%4.55%
9433KDDI情報・通信39,83410,0803.12%2462.50%375円3.05%3.81%
9432日本電信電話情報・通信719,25022,3096.91%305915.89%770円6.26%4.00%
6087アビストサービス業25,7885,6241.74%-164-2.83%204円1.66%3.52%
9436沖縄セルラー情報・通信14,6605,0501.56%3908.37%164円1.33%3.52%
4327日本SHLサービス業49,86810,3643.21%4965.03%344円2.79%3.49%
8001伊藤忠商事卸売業39,41410,329.003.20%9159.72%330円2.68%3.51%
80084℃HD小売業35,6105,0431.56%-567-10.11%249円2.02%4.44%
4452花王化学320,86818,0665.60%-2802-13.43%432円3.51%2.07%
4641アルプス技研サービス業47,8407,8402.43%00.00%300円2.44%3.83%
3817SRA HD情報・通信25,2505,7361.78%4869.26%240円1.95%4.57%
8096兼松エレクトロニクス情報・通信27,2207,9602.47%74010.25%290円2.36%4.02%
8584ジャックスその他金融業25,1385,8401.81%70213.66%310円2.52%6.03%
5334日本特殊陶業ガラス・土石製品34,9025,9341.84%103221.05%288円2.34%5.88%
8424芙蓉総合リースその他金融業16,8807,8202.42%94013.66%260円2.11%3.78%
3597自重堂繊維製品213,66013,0604.05%-600-4.39%600円4.87%4.39%
4544H.U.GHDサービス業26,2805,7141.77%-566-9.01%250円2.03%3.98%
6345アイチCP機械53,8454,0751.26%2305.98%160円1.30%4.16%
9513J−POWER電気・ガス業46,2046,0881.89%-116-1.87%300円2.44%4.84%
3315日本コークス石油・石炭製品111,4301,3750.43%-55-3.85%55円0.45%3.85%
2003日東富士製粉食料品26,6107,1802.22%5708.62%273円2.22%4.13%
2393日本ケアサプライサービス業11,5231,4250.44%-98-6.43%50円0.41%3.28%
7921TAKARA & COMPANYその他製品11,6971,8030.56%1066.25%58円0.47%3.42%
6622ダイヘン電気機器14,8604,5551.41%-305-6.28%100円0.81%2.06%
4061デンカ化学13,5503,6751.14%1253.52%145円1.18%4.08%
8898センチュリー21・ジャパン不動産業33,1173,0060.93%-111-3.56%135円1.10%4.33%
5857アサヒHD非鉄金属12,0501,9920.62%-58-2.83%90円0.73%4.39%
9698クレオ情報・通信33,0963,2251.00%1294.17%117円0.95%3.78%
5388クニミネ工業ガラス・土石製品22,1882,1100.65%-78-3.56%60円0.49%2.74%
4423アルテリア情報・通信23,2643,2040.99%-60-1.84%116円0.94%3.55%
9303住友倉庫倉庫・運輸関連業23,7503,8401.19%902.40%172円1.40%4.59%
1812鹿島建設業22,5702,6960.84%1264.90%108円0.88%4.20%
7483ドウシシャ卸売業11,4701,5590.48%896.05%60円0.49%4.08%
7751キヤノン電気機器12,541.502,6690.83%127.55.02%90円0.73%3.54%
4248竹本容器化学32,3642,4300.75%662.79%87円0.71%3.68%
5108ブリヂストンゴム製品14,6054,9341.53%3297.14%170円1.38%3.69%
3941レンゴーパルプ・紙32,3312,5920.80%26111.20%72円0.58%3.09%
9882イエローハット卸売業23,2463,2201.00%-26-0.80%116円0.94%3.57%
1835東鉄工業建設業12,3252,4690.76%1446.19%85円0.69%3.66%
302,972322,747100.00%19,775.306.53%12,310円100.00%4.06%
2021年12月15日時点運用状況

先月の時価合計金額298,613 円から322,747円と下落したタイミングで買いましを行ったので上昇。

損益金額は先月の 20,844円から19,775円と先月に引き続き下がる結果となりました。

受取配当金は12,310円と年間の受取配当金額は順調に増やせてきています。

受取配当金の簿価利回りが4.06%、投資銘柄数も52銘柄と先月から9銘柄の買い増しを行いました。

投資銘柄数がついに50銘柄突破とかなり分散が出来てきています

景気敏感株(β値1.0以上)の投資割合が39.00%目標50.0%以下)という結果でした。【参考:証券用語解説集(野村證券)

高配当株投資成功の3つのポイント
  • 特定業種に偏らないようにする(各業種構成比20.0%以下
  • 特定銘柄に偏らないようにする(個別銘柄からもらう配当金比率は3.0%以下
  • 配当利回りの高い株を買いすぎないようにする(平均配当利回り4.2~4.8%の範囲にする)

財務健全な優良な銘柄もオミクロン株への不安感からかなり下がっている銘柄が出てきていました。

私はその際に少額ですが買い増しを行っています。

今後米国株の下落の影響を受けて下がるようなら買い増しをどんどん行っていきたいと思います。

セクター別ポートフォリオの運用結果

今月も特定業種に偏り過ぎていないかを確認する為にセクターごとの割合を確認していきます。

2021年12月15日 時価構成比
2021年12月15日時点 配当金構成比

ついに配当金構成比、時価構成比ともに20%以上セクターが無くなりました

喜ぶサラリーマン

投資に回せる余剰資金が少ないと、なかなか銘柄分散を行うのにも時間がかかります。

周りには流されないようにしながら気長に投資を行っていきたいと思います。

割安な銘柄、ディフェンシブ銘柄の「医薬品」「食品」、生活必需品関連の「電力・ガス」「運輸・物流」などのインフラ系を意識的に買っていき、下落にも強いポートフォリオを構築を目指していきます。

運用11ヶ月目に買った銘柄

11か月目は新しく9銘柄の購入を行いました。保有銘柄の買い増しは行っていません。

新規購入銘柄
  • 9303 住友倉庫
  • 1812 鹿島建設
  • 7483 ドウシシャ
  • 7751 キャノン
  • 4248 竹本容器
  • 5108 ブリジストン
  • 3941 レンゴー
  • 9882 イエローハット
  • 1835 東鉄工業

新規購入銘柄でどんな理由で購入を行ったのか一部紹介していきます。

7483 ドウシシャ

収納用品・家庭用品・電化製品・ホビー商品等の日用雑貨品、輸入腕時計・アクセサリー等の時計・宝飾関係商品、バッグ・化粧品・ネクタイなどファッション小物関連商品、並びにワイン等の食品・酒関連商品など幅広い卸販売を行っている企業です。

2020年度はエバークックなどの調理品、食品関連の巣ごもり需要とマスク、空気清浄機などの衛生関連の売上が伸びたことで業績が好調でした。

2021年度はその一方で衛生関連の需要が落ち着いたことも有り、昨年度の特需の反動で売上が減少しています。

ブランド品関連の需要がどれぐらい戻るかに注目していきたいと思っています。

IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用

過去の業績を確認しても高い自己資本比率、安定して現金などの資産を増やしています。

2022年3月期の配当金は60円と増配を見込んでいます。

過去の配当性向も50%以下と無理のない範囲で推移しています。

幅広い商品、得意先があることから長期で安定的な業績が見込めるのではないかと考え、少額ですが投資を行いました。

4248 竹本容器

食品・化粧品メーカー向けにプラスチック容器の製造・販売を行っている企業です。

容器を成形する際に使用する金型を自社で開発・製造出来る為、納期対応面、カスタマイズ対応が可能な点が強みの企業です。

新型コロナウィルスの影響はあるものの化粧品関連は昨年よりも売上が増加しています。

ただし、材料費の高騰により利益が下がっているので、値上げ等が適切にできるかを注目していきたいと思っています。

IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用

2020年度はコロナ影響を受けて、EPSが下落しているものの2012年以降は順調に業績を伸ばしてきている企業です。

トイレタリー関連も取り扱っており、売上が安定していること。

営業利益率10%を超えていることに魅力を感じて投資を決めました。

12月17日配当金も32円への増配を発表しました。もともとの29円でも大幅なUPと思っていただけに財務が健全であれば嬉しい発表が沢山ありますね。

3941 レンゴー

食品・飲料メーカーや日用品メーカー、電機メーカーなどに対して段ボールを主力製品とした、包装資材物全般を取り扱っているメーカーです。

最近はM&Aを積極的に行っており、業績を右肩上がりに成長させている企業です。

主力製品の段ボールはコロナ後に通販などの需要が高まったことを受けて、売上を安定的に伸ばしています。

今後も何か物を輸送する際には段ボールが必要となる為、安定的に業績を伸ばせるのではないかと考えています。

IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用
IR BANKから引用

ビジネスモデルが不景気にも強い為、ポートフォリオの安定性を高めるのを目的に購入しました。

配当利回りが3.0%のタイミングで購入しましたが、もう少し配当利回りが高まるタイミングがあれば積極的に買っていきたいと考えています。

最後に

他に好調な銘柄を見ると浮気もしたくなるかもしれませんが、日本の高配当株でもコツコツ投資をしていけば安定的キャッシュフローを産み出してくれる金のニワトリになってくれます。

米国の金利上昇で株価が不安定な状況にはなってきているので、毎月コツコツ割安な銘柄を見つけて今後も投資をしていきたいと思っています。

このブログで紹介している銘柄は私が投資をしても良いと思った銘柄になります。

これらの銘柄への投資を推奨している訳ではないので最終的な判断については自己責任でお願い致します

私のように投資に回せる金額が少ない方には少額から投資のすることが出来るネオモバイル証券がお勧めです。

投資を始めるのが怖いという方には無料で3株分の株を貰って投資をスタートできるLINE証券がお勧めです。

少しでも日本の高配当株投資に興味を持った方は下記のリンクから資産運用をスタートさせてみてください。

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ネオモバイル証券について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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